今使っている冷蔵庫や冷凍庫の容量が物足りなくなってきたとき、メインで使っている冷蔵庫とは別にもう1つ冷凍庫がほしいと思ったことはありませんか。このようなセカンド冷凍庫の購入を検討するうえで、気になるのが置き場所と電気代ですよね。特に電気代は、毎月の出費にかかわることなので、慎重に検討したい方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では冷凍庫の電気代がどの程度かかるのか、容量別に解説していきます。また、セカンド冷凍庫の選び方のポイントや低価格で人気の高いアイリスオーヤマのオススメ冷凍庫についてもご紹介するので、セカンド冷凍庫の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
冷凍庫の電気代が気になる
一般的に冷凍庫の電気代はどのくらいかかるのでしょうか。
経済産業省が公表する「2024年1月1日 省エネ性能カタログ電子版」によると、電気冷凍庫の容量ごとの年間消費電力量と年間の電気代の平均は以下の通りです。
冷凍庫の容量 | 年間の消費電力量平均(kWh/年) | 年間の電気代平均(円/年) |
100L以下 | 178 | 4,807 |
101~150L | 317 | 8,566 |
151~200L | 300 | 8,099 |
201~250L | 333 | 8,976 |
251~300L | 354 | 9,569 |
301L以上 | 484 | 13,075 |
また、年間の消費電力と電気料金単価がわかれば以下の式でも求められます。年間の消費電力は、家電本体や説明書に記載があり、電気料金単価は契約している電力会社や料金プランから調べることができます。電気料金単価が不明な場合は、全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定めている31円/kWh(令和4年7月22日改定)で算出してみましょう。
年間の消費電力(kWh)×電気料金単価(円)=年間にかかる電気代(円)
セカンド冷凍庫の選び方
近年、新型コロナウイルスの感染拡大や各種値上げの影響を受けて、食品のまとめ買いや冷凍食品の需要が高まっています。冷凍庫の容量を拡大する目的でセカンド冷凍庫の購入を考える際、どのような点に気を付ける必要があるでしょうか。ここではセカンド冷凍庫を選ぶ際のポイントを5つ解説します。
セカンド冷凍庫の選び方5つのポイント
- 容量はどれくらいいるか
- 直冷式かファン式か
- 省エネ性能は十分か
- 冷凍性能は十分か
- デザインや奥行が部屋にマッチしているか
冷凍庫の容量はどれくらいが良い
セカンド冷凍庫を選ぶうえでまず重要となるのが、冷凍庫の容量です。すでにあるメインの冷蔵庫に加えてどのくらいの容量が必要となるのか、保存したい食品の量や家族の人数などを考慮に入れて検討していきましょう。容量が大きいほど保存できる食材の量は増えますが、その分電気代が高くなる傾向にあるのも忘れてはいけません。
冷凍庫は直冷式とファン式どっち?
また、冷凍庫には大きく分けて直冷式とファン式の2種類の冷却方式があります。直冷式の方がコンパクトで安価な商品が多いですが、霜ができやすく定期的な霜取りが必要です。ファン式は直冷式と比べると大きめのものが多く、値段もやや高くなる傾向にありますが、霜が付きにくく庫内を広く使えるメリットがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自身の使い方に合わせてどちらにするか選びましょう。
省エネ性能や冷凍性能は
省エネ性能や冷凍性能が十分備わっているかどうかも大切なポイントです。市販の家電製品には、省エネ法で定められた「省エネラベル」が記載されています。省エネ性能を星の数や省エネ基準達成率という数値で表しているので、なるべく数値が高いものを選ぶようにしてください。
必要な機能が備わっているか
他にも冷凍庫にはメーカーや製品によってさまざまな機能が搭載されています。庫内の冷却温度を細かく調節できる機能や、食材の鮮度をなるべく落とさず冷凍する急速冷凍機能など、使用用途に合わせて必要な機能が備わっているかをチェックしましょう。
デザインや置き場所を考える
さらには実際に冷凍庫を設置した際に、デザインが浮いていないか、周りの家具から極端にはみ出したり奥まったりしていないかなども要確認ポイントです。
アイリスオーヤマの冷凍庫の電気代は
参考)【サイズ別】冷凍庫の電気代一覧
https://www.irisohyama.co.jp/freezer-portal/slim-freezer/width-slim/
冷凍庫の電気代や選ぶポイントについてわかったところで、アイリスオーヤマの冷凍庫の電気代は平均より高いのか安いのか気になるところかと思います。ここでは一例としてアイリスオーヤマの「幅スリム冷凍庫」の電気代と省エネ機能についてご紹介します。
アイリスオーヤマの「幅スリム冷凍庫」の容量ごとの年間消費電力・年間電気代目安・省エネ達成率は以下の通りです。
冷凍庫の容量 | 年間消費電力 | 年間電気代目安 | 省エネ達成率 |
幅スリム冷凍庫 120L | 362kWh | 11,222円 | 112% |
幅スリム冷凍庫 80L | 282kWh | 8,742円 | 105% |
平均的な冷凍庫の電気代と比べると同程度かやや高い傾向にありますが、省エネ達成率はいずれも基準の100%を超えています。また、アイリスオーヤマの冷凍庫は同程度の他メーカーの製品と比べて安価な傾向にあるため、本体の価格と月々にかかる電気代の両方を総合的にみて判断することをおすすめします。
冷凍庫の電気代を抑える方法
セカンド冷凍庫を追加するにあたって今より電気代が高くなることは避けられないでしょう。できる限り電気代を安く抑えたい方のために、ここでは冷凍庫の電気代を安く抑える方法を4つご紹介します。
冷凍庫の電気代を抑える4つの方法
- 扉の開け閉めの回数を減らす
- 食品はなるべく冷ました状態で入れる
- できる限り庫内に食品を詰め込む
- 省エネ性能の高い冷凍庫を選ぶ
冷凍庫の電気代を抑えるためには、扉を開け閉めする回数を減らすことが有効です。頻繁に開け閉めしていると、冷気が逃げて庫内の温度が上昇してしまいます。すると冷凍庫は上昇した温度を冷やすため、より多くの電気を消費します。何がどこに入っているのかを把握していれば、冷凍庫を開ける回数や食品を探し出す時間を最小限に抑えることが可能です。
また、庫内の温度を上昇させないために、食品はなるべく冷ました状態で入れることをおすすめします。調理後は一度常温まで冷ましてから保管する習慣を身につけましょう。
意外に思われるかもしれませんが、冷凍庫の場合は庫内にできる限り食品を詰め込んだ方が省エネになります。なぜなら庫内で凍った食品が保冷材の働きをすると同時に、冷気が外に逃げるのを防いでくれるためです。逆に冷凍庫がスカスカだと冷気が逃げやすくなってしまい電気代が余分にかかってしまうため、ちょうどよい容量の冷凍庫を選ぶことが非常に重要です。
省エネ性能に優れた冷凍庫を選ぶことも大切です。基本的には古い型の冷凍庫よりも最新型の方が省エネ性能に優れている傾向があります。古い冷蔵庫や冷凍庫を使っている場合は、セカンド冷凍庫を購入するタイミングで思い切って買い替えてしまうのもよいかもしれません。
アイリスオーヤマの冷凍庫おすすめ
最後にアイリスオーヤマのおすすめの冷凍庫をご紹介します。容量・機能・サイズ・省エネポイントなど、いろいろなタイプの冷凍庫をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
冷凍庫 274L 省エネ 自動霜取り IUSN-27A-B
おすすめポイント
・鮮度を保つ急冷モード搭載
・LED表示+静電タッチパネルで簡単操作
・大容量ながらスリムで洗練されたデザイン
省エネポイント
買い物カゴ約5個分を収納できる大容量の274Lサイズの冷凍庫です。室内温度に合わせて庫内温度を最適化する「ECOモード」を搭載しているため、旅行中など冷凍庫を使用しないときの節電対策もばっちりです。
冷凍庫 195L 省エネ 自動霜取り IUSN-20A-W
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=7617043
おすすめポイント
195Lと大容量ながらもセカンド冷凍庫にちょうどいいサイズ感
・インバーター搭載で省エネ基準達成率170%
・前開き&クリアケースタイプで庫内の食品が見やすい
省エネポイント
大容量ながらも限られたスペースに設置しやすいスマートなデザインの冷凍庫です。インバーター搭載のコンプレッサーを効率よく運転することで、消費電力を抑えてくれます。
冷凍庫 142L 省エネ 自動霜取り/IUSN-14A-W
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H517145
おすすめポイント
・インバーター搭載で省エネ基準達成率159%
・28dBの静音設計
・中身が一瞬で確認できる前開き&クリアケースタイプ
省エネポイント
インバーター搭載の優れた省エネ性能と28dBの静音設計で、機能性に優れた冷凍庫です。
扉が前開きで中がクリアケースで小分けされているため、中の食材を瞬時に取り出すことができ、節電にもなります。
冷凍庫 120L 幅スリム 自動霜取り/IUSN-S12A
冷凍庫 80L 幅スリム 自動霜取り
IUSN-8A-Whttps://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H538563
冷凍庫 66L 奥行きスリム IUSN-7A-W
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